だるまの処分の方法について
交換の時期について
だるまは、何でも叶えてくれる万能の縁起物ですが、ご利益の期限は1年間と言われています。
新年を迎える際や、年度の変わり目には、新しいだるまをお買い求めいただき、新しいだるまに新たな願いを込めて、左目(正面から向かって右側の目)をお入れになってください。
また、願い事が叶っていない場合についてですが、願い事が100%叶っていなくても、区切りと致しまして、新しいだるまをお買い求めになってください。そして、新しいだるまに新たな願いを込めてください。
古い達磨の取り扱い方と新しい達磨を購入する際の注意点について
なお、願い事が叶った場合についてですが、
1.願いが叶った古いだるまは供養し、翌年は「一回り大きなサイズのだるま」をお買い求めになる。
2.願いが叶った古いだるまを供養せずに取って置き、「新しいだるま」と一緒に並べる。
3.願いが叶っただるまと「同じサイズのだるま」を、新たにお買い求めになる。
など、色々な説がございますので、ご自分でお好きな方法をお選びになってください。
処分したくない場合
だるまに両目を入れて供養する場合、2つのパターンがあると思います。
一つは、「福だるま」や「商売だるま」などで、年末や年度末に、区切りとして両目を入れるパターン。
もう一つは、合格だるまなどで、目標とする受験校や資格試験に合格するなど、目標を達成して両目を入れるパターンです。
目標を達成し、願いが叶った記念として、両目が入った状態で自宅に飾りたいという方は、そのまま飾っていただいても大丈夫です。
処分方法(供養の方法)について
古いだるまの供養の仕方ですが、だるま市などで購入された場合は、古い達磨は新しい達磨を購入する際に、引き取ってくれるところが多いです。
また、地元で「どんど焼き」などがある場合は、その際に感謝の心を込めてお焼きになるか、「お焚き上げ」をされるお近くの「お寺」にお納めになってください。
家の近くに「どんど焼き」の風習も、「お焚き上げをされるお寺」もない場合は、お近くの「神社」にお納めになってください。
よく、「お寺でも神社でもどちらでもいい」というサイトも見かけますが、「だるま」は元々、仏教の僧侶である「達磨大師」をモチーフに作られたものですので、出来ればお寺にお納めになられるのがよろしいと思われます。